皆さんこんにちは、Rokiです!
タイに赴任してから2週間が経ちましたが、歓迎会やら月例ゴルフ大会やらで忙しく記事の更新ができておりませんでした・・。
久しぶりの投稿になります。
今日は筆者が生産設備部門のマネジャー職としてタイに赴任して感じたことを述べていきたいと思います。
部下が何をやっているか全く分からない
まず、こちらに赴任して他部門のマネージャーと部下を簡潔に紹介されたのですが、20~30人の紹介が10分程度で終わるという勢いのある?自己紹介タイムでした。
その後、仕事の詳細を教えてくれるのかと思いきや・・・あれ?何もないぞ、、普通はお互いにもっと詳細な自己紹介をする時間があると思うのですが・・・。
私の他にも日本人のマネージャーがいるのですが、彼に聞いたところこちらでは進んで上司に報告しに来ることはあまりないのでこちらから情報を取りにいかないといけないようです。
本当に困ったことがあれば報告に来てくれるようですが、本人が自分の仕事がうまく進んでいると思っているうちは細かく報告するという習慣はないのだと思います。
とはいえ、今の生産体制はあまりにもマシントラブルが多く歩留まりの悪い状態が続いていますので、部下の仕事の進め方やスケジュールを管理していく必要があります。
そこで、部下の仕事を知るために私が実践したのが以下の3つです。
1.部下の仕事に興味があることを伝えたうえで内容を確認する。
当たり前ですが、教えてくれないのであればこちらから確認しに行きました。一人ずつ対応したので時間がかかりましたが、かえってその方が詳細を聞けて良かったと思います。その時に、部下の仕事の重要性を理解しており、興味があるということを伝えることを心掛けました。
2.自分を知ってもらう
まず相手のことを闇雲に知ろうとするより自分のことを知ってもらった方が早いと思い、パワーポイント5ページくらいで自己紹介をしました。その時に短期と中長期でどんなことをしようとしているかをしっかりと伝えることを意識しました。短期はどうしても製造ラインの改善になりますが、中長期はマシンの仕様決め、設計、検図、外注対応といったノウハウを部門に伝えることを目標としました。最後にPersonal Target として1年以内にタイ語を話せるようになることをあげたのですが、その後早速タイ語を教えてくれるようになりました!
3.部下のトラブルを解決する
頼りにならない上司には部下は報告してくれませんので、今部下が抱えている悩みを解決するアクションを取るようにしました。勿論すぐ解決できることばかりではないので、その場合は解決の道筋を立てるなどです。どれほどの効果があるのか分かりませんが、これは今後も継続していこうと思います。コイツに聞けばすぐに解決と認識されたならば勝手に情報が集まってくるようになります。
タイはタイ語が公用語ですので、お互いに英語でコミュニケーションを取ることになります。綱渡りのようなコミュニケーションですが、こちらのメンバーの多くはそれなりに英語が話せます。前途多難ではありますが、彼らを一流のエンジニアに育てていきたいと考えています。
余談
タイの上司と部下の関係性は日本のそれとはかなり違ういます。日本では未だに縦社会のなごりで上司に部下は逆らえない風潮があったりしますが、タイ語の部下という単語には家族という意味があるようです。家族のように彼らに接していくことが上手くコミュニケーションを取るコツだと感じました。
後書き
タイの交通は日本よりもかなり慌ただしいです。
特に二輪車の数が多いのですが2,3人乗り、ノーヘルは当たり前で運転手ではない人はスマホを両手操作してたりしてます(笑)
取り締まりされていないのですが、交通ルール的にOKなのでしょうか?
また、飲酒運転、スピード違反はNGなのですが罰金だけで済んでしまい免許取り消しは無いようです。