気ままなモノづくり日記

製造業のモノづくりの魅力や生の情報を発信していきます!

課題を後に残さない

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皆さんこんにちは、Rokiです。

今回は、ものづくりに対する心構えを述べていきたいと思います。

 

課題を後に残さない

例えば、皆さんの会社の同僚で仕事にクリティカルな課題を残したままリリースしてしまう方はおられないでしょうか?

勿論、ケースバイケースですのでやむを得ない場合もあると思うのですが、その人が課題を後に残さないという意識を持って行動しているのかどうかが重要です。

稀に課題を残していることにすら気づいてないという人もいるようですが、モノづくりにおいて論外だと思います。

 

「モノづくりはちゃんとできていて当たり前。」

 

これは私の先輩がよくおっしゃっていたことなのですが、ほとんどの製品は過去に何らかの類似品が存在しており、後発の製品には少なくとも同じレベル以上を求められます。

 

既存品も相当な工夫がなされているはずですし、既存品が世の中に存在している場合はその製品がスタンダードになってしまっていますので、どうしてもちゃんとできていて当たり前という扱いになってしまうのです。

 

また、課題が残ったままということは顧客やあなたの仕事を引継がれる方に問題を押し付けていることになってしまいます。問題を託された側には大変な苦痛が伴うことを十分に理解しておいて下さい。

ここで述べることはあくまで心構えだけですので、課題を後に残さないようにする手段についてはまた別の機会に記事にしたいと考えています。

 

まずは、課題を後に残さないことを基本的な心構えとして持って頂きたいと思います。

 そして、これを達成するためにあなたはどんなことをしなければいけないのか考えることがプロジェクトの成功やあなたの成長につながるはずです。

 

現実には時間的な制約が存在するため、すべての課題を解決することは不可能かもしれませんが、その場合は課題に優先度をつけて致命課題だけは必ず解消するようにして下さい。

 

今回はここまでです。

また、次回お会いしましょう!

 

~余談~

ちなみに、これは真に革新的な商品については必ずしも当てはまりません。

MicrosoftWindowsをリリースした時には3000個のバグが残っていたにも関わらずその革新性から世の中に衝撃を与えたことは有名です。

※バグはOSアップデートの際に徐々に修正されたそうです。

 

革新的な商品は少しでも早くリリースして顧客拡大を目指した方がプラスとなるケースがあります。そのような場合は致命的な課題だけに絞り、細かい課題は目をつぶるという対応も求められると思います。

 

これは経営判断になってくると思いますので、求められている状況に応じてケースバイケースの対応をするようにしましょう。

 

~後書き~

この記事を書いていて気づいたのは、当ブログには課題が残りまくっているという矛盾です。いいんです!これから時間をかけて解決していきます!

仕事と違ってブログに関しては期限がありませんので自分の好きな時にやればいいというのがいいですよね。

ところで、スマホ版の画面があまりにも見にくいことに気づいて、これを修正しようと思うと有料プランでヘッダーのコードを編集しないといけないようですね・・。

少々運営の悪意を感じながらも、課題を後に残さないためについに有料プランに登録してしまう著者でした・・・。