気ままなモノづくり日記

製造業のモノづくりの魅力や生の情報を発信していきます!

モノづくりをモチベートする ~Part(1)~

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こんにちは、Rokiです!

今回は当ブログの最大の目的であるモノづくりの魅力を 皆さんにお伝えしていくシリーズの~Part(1)~になります。

 

技術的な話をする以前に、皆さんにモノづくりを好きになって頂くこと、モノづくりの意義を見つけて頂くことがなにより重要だと思っています。

 

モノづくりの魅力は人や業界によって様々でしょうが、ここでは筆者の思うところを気ままに書いていこうと思います。

 

モノづくりは雇用の輪を生む

モノづくりは雇用の輪を生むことができます。

これを聞いてもあまりピンとくる人は少ないと思いますので、年間1億円の売り上げのある製品を開発した場合を考えてみます。

 

モノづくりの場合は開発者の手元に1億円がそのまま入って来ることはまずあり得ません。なぜなら、材料費、設備投資費、人件費等の固定費が必ず発生してしまいますし、会社の給料体系もあります。きっと、開発者の手元に残るのは売上の10分の1以下でしょう。

ですが、開発者の手元に残らなかったお金は、設備製作業者の売上、作業者の給料等になるため多くの人の生活基盤を支えていきます。

モノづくりによって協力者全員に確かなWin -Win の関係が形成されます。

 

また、モノづくりは上流にいくほどそのスケールが大きくなっていき、例えば、経営破綻寸前のクライスラー社を立て直したリー・アイアコッカは、アメリカの10万人の雇用を救ったことでアメリカ産業界の英雄とも言われています。

 

10万人という莫大な雇用を維持できるのはモノづくりだけだと思います。

個人ではなく皆で利益を追求していくところにモノづくりの魅力と社会的な価値があると思っています。

 

ちなみにですが、 私はモノづくりで1億円を生み出すこともYoutuberやスポーツ選手がが1億円を稼ぐことも、その価値に差はないと思うようにしています。

 

モノづくりでは決して自分の手元に大きなお金は残らないかもしれません。

ですが、自分の生み出した製品がどこかで誰かの生活を支えていると考えると何だか誇りに思えませんか?

 

今回はモノづくりに限らず一般論のような話になってしまいました。

また次回お会いしましょう!

 

~余談~

 筆者がタイに製品ラインを立上げする仕事をした際にローカル(現地)のスタッフから

とても感謝されたことを覚えています。

これはタイというお国柄なのかもしれないですが、一方で彼らが自分の働き口を作ってくれたことに対する有難さを分かっているからこそなのだと思いました。

 

日本は十分豊かですのでこのような気持ちが生まれる機会がそもそも減ってしまったかもしれませんが、モノづくりは雇用の輪を生み、雇用は人の感謝を生むことができると私は思います。

 

また、自社の製品の影響力が大きいほど雇用の輪は大きくなっていきますので、モノづくりとはあなたが情熱を傾けるに足る仕事だと思いませんか?